菱ギリの研ぎ方

1、左手に砥石、右手に菱ギリを持つ方法。

 (写真だと左手に菱ギリ、右手に砥石でやってますね。

 どちらでもやりやすいほうで大丈夫です。)

 

まず、右手に菱ギリを持ちましょう。

菱ギリを斜め下に向けて机などに当てて固定します。

 

次に左手で砥石を持ちましょう。

その砥石を上から菱ギリに乗せます。

砥石だけの重さで大丈夫です。

 

後は、左手の砥石を前後に動かし、

右手の菱ギリをくるくると回せば、

菱ギリの先が鋭利な刃物のようになります。

 

この方法は、菱ギリの先を普通の錐のように円錐に尖らせる方法です。

私は、この方法は行っていません。

2、包丁を研ぐのと同じ方法で研ぐ

 

まず、包丁を研ぐ方法を説明します。

  • 砥石を水に10分間浸す。(砥石は300番と1000番があるといい)
  • 砥石の荒い300番の砥石に包丁をできるだけ寝かせて当てます。
  • 包丁そのものも、まっすぐにではなく斜めにします。
  • 押すときに力を入れる。引くときは惰性で
  • 一つの面は10回くらい研ぐ。研ぎすぎない。
  • 砥石の細かい仕上げ石でも同じことを繰り返す。

 

菱ギリも同じ方法です。

菱ギリはご存知の通りひし形なので、面が4つあります。

4つの面をそれぞれ研いでいきます。

研ぐのは先っぽだけです。そうでないと菱ギリそのものが細くなってしまいます。

先を丸くしないこと。ひし形の鋭利な刃物にするイメージで。

砥石には、押すときに力を入れます。

なるべく菱ギリを寝かせて鋭利にしましょう。

 

レザークラフトにおいて刃物を研ぐことは

毎日することなので、一番初めにコツを覚え、

道具を整えておきましょう。

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