7、ファスナーを付ける。
まず、ファスナーの余分な端の部分を切り落とし、
ほつれないように火であぶり、溶かし固めましょう。
続いて、ゴムのりで接着していきます。
ファスナーの布の部分と革の裏面およそ1センチ幅に
ゴムのりを塗ります。
ゴムのりは完全に乾かしましょう。
それから接着していきます。
8、穴を開ける
菱目打ちで穴を開けます。
4㎜ピッチがいいと思います。
下にゴム版を敷き、
ネジ捻でつけた跡に沿って菱目打ちを当て
木槌でたたいていきます。
ずれが生じないように丁寧にやりましょう。
連続して穴を開けるときは、
一度目に穴を開けた穴の最後と、
次に穴を開ける穴の最初を合わせことで、
等間隔になります。
最後まで穴を開けていくと、きれいにまとまらない場合があります。
そのときは、穴の間隔を広げるよりは
詰め込んで穴を開けたほうがいいでしょう。
写真のように、革の両側に穴をあけます。
ファスナーをつけるための穴と、本体の革に接合するための穴です。
9、糸を用意する
まず、縫う距離の4倍の糸を用意します。
続いて、その糸にロウをつけます。
10回ほどロウに擦り付ければ大丈夫です。
糸がピンと固く立つまでロウを付着させれば準備完了です。
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